鳥取方式®による芝生化
全国的にも広がりを見せる「鳥取方式の芝生化」
鳥取方式®は、グラウンドの面積や利用人数に応じて最適な方法で芝生を施工(ポット苗方式又はロール芝方式)し、必要最小限の維持管理により低コストで芝生を管理していく新しい芝生化の手法です。
芝梢作業・維持管理作業(水遣り・芝刈・施肥)を地域の皆さんとともに共同で行うことで、専門業者でなくても地域や保育園などで芝生化に取り組むことが可能です。
「屋外での遊びやスポーツをするのに転んでも 痛くなく、怪我の心配も無い天然芝生は、思いっきり動き回れるので、土のグラウンドよりずっと楽しい。」
2009年度
2009年度、「環光のまち因幡」推進運動の具現化のひとつとして、因幡地域発祥である「鳥取方式®の芝生化」、に着目し、「いなば総芝生化大作戦」としまして地域の方々と共に久松公園を一面芝生にしました。
そして一面芝生になった久松公園で「芝生を体感 はだしの王国」を開催したのです。
2010年度
この芝生への関心度は、全国的なものでもあり、その波及は確実に全国各地に広がりつつあります。
2020度は、この「鳥取方式®の芝生化」を、因幡ブランドとして地域内に止まらず、更に全国へ発信する事業「にっぽん芝生化大作戦in とっとり」を開催しました。
私たちは、地域内の芝生化の更なる促進と因幡ブランドとしての「鳥取方式®の芝生化」を全国へ発信するという目的を掲げ、昨年度に引き続き、因幡地域の芝生関係者の方々と意見交換の場を設け、JC・鳥取県・鳥取市・体育協会と共に、2日間に亘る全国大会を開催しました。
主催者である私たちの共通の目的は、全国の子ども達に芝生のグランドを提供する事、その目的の為、活動エリアや、ターゲットも異なる様々な組織が、NPO法人グリーンスポーツ鳥取に全面バックアップの下、1つになり取り組んだ一大イベントでした。
その結果、北は秋田県、南は大分県と全国各地18ヶ所より多くの方にご参加頂き、2日間での来場者数約9000人を動員する事が出来ました。2日間を通し、鳥取方式®の芝生化に関する情報・知識は元より、因幡地域のブランドとして広く発信する事が出来ました。そして更にはシンポジウムの場において「鳥取方式®の芝生化全国サポートネットワーク」を立ち上げ、全国の子どもへ更なる芝生環境を与える大きな一歩を踏み出したのです。
私たちは本年度、「人と人の環」を広げながら、「未来への光」である因幡地域の子ども達と地域の誇りのために「にっぽん芝生化大作戦inとっとり」を開催できたと実感しています。これからは因幡地域にとどまらず、にっぽん中のグランドを、子ども達がおもいきり走って、跳んで、寝っころがり空を仰ぎたくなる、そんな場所にしていきたいと強く願い、これからも活動していきます。