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いなばステキ発見隊 八頭町の様子
八頭町は若桜鉄道安部駅で若桜鉄道についてガイドしました。
ガイド直前の様子です。子どもたちの緊張感が伝わってきました。
さていよいよガイド開始です。
フルーツの里、八頭町に来ていただき、ありがとうございます。
八頭町の良いところをできるだけたくさんの方々に知ってもらいたいと、
今日まで練習してきました。よろしくお願いします。
国鉄若桜線は、昭和5年に開通しました。
若桜鉄道の歴史ある建物や施設は、
国の登録有形文化財に指定されています。
因幡船岡駅の紹介です。
因幡船岡駅は、コの字型のベンチと、そのベンチを囲む周囲がすべて
ガラス窓という造りが特徴です。昭和45年まで因幡船岡駅近くに
牛市場があり、因幡船岡駅には、牛を乗せた貨車が多く停まりました。
続いて隼駅の紹介です。
隼駅は、隼という同じ名前のバイクによって「ライダーの聖地」と言われ、
全国から多くのライダーが訪れます。
また、隼駅建設の際に土を掘った跡地を利用して、
昭和5年に、50メートルの競泳プールが造られました。
当時、50メートルプールは全国的にみても数少なく、
大きな大会が開かれ、数多くの選手が育ちました。
続いて八東駅の紹介です。
八東駅は駅舎とプラットホームが離れているのが特徴です。
昔は八東駅に貨物基地があり、木材や木炭、特産の梨などを積み出していました。
現在は、貨物基地が「若桜線SL遺産保存会」によって復元されており、
昭和10年代の貨車が展示されています。
続いて丹比駅の紹介です。
丹比駅のプラットホームのひさしは、輸入レールの支柱で
支えられているのが特徴です。
また丹比駅には、昔、貨物列車のすれ違いのための引込み線がありました。
そして最後は安部駅の紹介です。
場所を移動して実際に駅舎を見ながらのガイドです。
安部駅は寅さんでおなじみの「男はつらいよ」のロケ地になりました。
山田洋次監督がホームからの景色を気に入ったそうです。
駅舎には寅さんのパネルが展示されています。
プラットホームに移動してガイドは続きます。
プラットホームには、そのロケの記念として桜の木が植えられました。
待合所には寅さんのかかしが置いてあります。
最後にみんなで声を合わせて
「みなさんも登録有形文化財の駅舎を見ながら、
歴史ある若桜鉄道にぜひ乗ってみてください!」
とアピールしてガイドを終了しました。
立派に役目を果たした子どもたちに感想を聞いてみました。
「ちゃんと出来てよかった」「思ったより緊張した」
「緊張して言葉がでてこなかったところがあったけど、頑張れた」
と、ステキな笑顔で答えてくれました。
最後になりましたが、観光ガイド八頭の津須さんはじめ、各駅の歴史や特徴を子どもたちに熱心に教えてくださった八頭町のみなさま、本当にありがとうございました。