2015年度理事長予定者
2015年度 鳥取青年会議所 第57代理事長予定者
生年月日 : 1976年12月30日
事業所 : ハロー保険（株）
鳥取青年会議所における履歴
| 2007年 | 前期入会 青少年育成委員会 委員 |
| 2008年 | 総務委員会 委員 鳥取ブロック協議会 日本JC運動推進委員会 委員 |
| 2009年 | 社会参画推進委員会 副委員長 |
| 2010年 | JC発信委員会 委員長 |
| 2011年 | 新生鳥取砂丘政策委員会 委員長 |
| 2012年 | 会員拡大特別委員会 副委員長 |
| 2013年 | 専務理事 |
| 2014年 | 副理事長 |
はじめに
先日、皆々様のお陰を持ちまして無事盛大に創立55周年記念大会を終えることが出来ました。「環光のまち因幡」2nd Stage - 因幡の環境をすべての人に！！ - を大会スローガンに掲げ、次の創立60周年に向けた新たなステージへの決意を表明しました。
鳥取青年会議所の設立から55年、冷めることなく受け継がる情熱は脈々と受け継がれてきました。私たちが今こうして活動を展開でき、地域から信頼され人と人との繋がりを得ることが出来ることも、すべては諸先輩方が築いてこられた功績があるからに他なりません。また、地域の皆様をはじめ、行政、友好団体、各地青年会議所の皆様など、多くの皆様のご理解、ご協力の賜物であるからに他なりません。本年創立55周年記念大会を迎え、ここに至るまでの軌跡に心から感謝の念を表したいと思います。
感謝に終わりはなく、私は多くのメンバーと出会い、多くの気付きを頂きました。全ての出会いに価値があり、全ての経験に価値がある青年会議所活動の一瞬一瞬を大切にし、感動を育みながら、心と心で繋がる関係を114名のメンバーと共に築いていきます。言うまでもないこの素晴らしい組織の団結を力に変えて、地域の発展に繋げて行くことをお約束します。
そして、私たちが目指す明るい豊かな社会も自らの成長も全ては情熱を持って行動することが重要であり、それが笑顔で送り出してくれるご家族、会社の仲間への感謝に繋がり、また支えてくださる全ての皆様への恩返しに繋がることを忘れてはいけません。
青年会議所活動は、時に厳しく、過酷である壁も情熱で突き破り、その先にある豊かな社会と豊かな心をメンバー全員で育みながら進めるからこそ楽しい青年会議所活動を大切な仲間と共に歩んで行けるのです。
私たちの責任、そして行動
青年会議所は、「明るい豊かな社会」の実現を理想とする組織であります。その理想の裏側には、日本の経済が未だ混迷し、地方分権・道州制の導入を控え、魅力がない地域は衰退の一途を辿る未来が予想されます。過疎化による人口流出・少子高齢化等に伴う人口減少が加速し、未来の因幡地域への不安が募ります。また、市民が様々な問題点に対して危機感を感じていない現状があり、多くの市民が訪れる未来の危機への無関心も深刻な問題として捉えなければなりません。いつの時代においても地域に迫りうる問題はあとを絶たず、その問題と向き合い、克服に向けた挑戦が我々の最大の責務だと考えます。
また、「まち」は、道路、建物といった物、場所のみではなく、私たち「人」が存在し生活している中に、社会、経済、文化等が存在してはじめて「まち」であるといえます。すなわち「まち」は、そこに住む私たちそのものである。また、明るい豊かな社会の実現を目指し、全力で自らの成長に繋げていくことが私たちの責任であります。
そして、私たちが展開する全ての活動において必要とされるアクションは、多くの因幡市民、行政、企業、大学、研究機関と協働し想いを分かち合うことから始まります。組織内のみの活動に留まることなく、外へ飛び出して多くの市民の心に火を灯し、共に夢を描き、心躍らせ楽しみながら実現に向けたアクション、そして事業を展開します。その成果を共に喜び分かち合うことで個の活動を「運動」へと進化させることが青年会議所活動の醍醐味であります。
私たちは常に社会的・国家的・国際的な責任を自覚し、志を同じうする者、相集い力を合わせ、青年としての英知と勇気と情熱を持って、明るい豊かな社会を築くことをミッションとして挑み続けるのです。
私たちの政策
私たちは３つの政策を柱に明るい豊かな社会の実現を目指してきました。10年間の運動ビジョン「環光のまち因幡」推進運動の策定から7年目を迎える来年は、創立60周年を見据えた運動を展開し、経済効果を生むための成果を築いていく必要があります。
一．因幡のグリーン政策は、因幡オリジナルの環境保全活動、環境施設を活用し、企業をターゲットに経済効果を生む結果を図れる活動を手掛けます。
一．究極の田舎政策は、因幡の田舎の魅力に磨きをかけ、そして様々な地域の田舎をそれぞれの魅力として捉えるのではなく、全ての地域を結ぶことによって生まれるオリジナルな田舎の魅力を創出し、経済効果を生む結果を図れる活動を手掛けます。
一．新生鳥取砂丘政策は鳥取砂丘・山陰海岸ジオパークの素晴らしい自然環境を柱に経済効果を生む結果を図れる活動を手掛けます。
この３つの政策と芝生化の取組、青少年育成の取組を踏まえて推進し、融合しながら選ばれるまち因幡を目指し、「環光のまち因幡」の実現に繋げます。 「環境」といえば「因幡」というイメージが世界中に広まり、環境産業の先進地となった因幡に多くの人・物・お金が集まり、活気に満ち溢れたまちとなります。また、全ての市民が自信と誇りをもって暮せる明るい豊かなまちとなります。
最高のサービス
私の人生において、最大の仕事は「人」へのサービスであります。自らの為に費やす力の限界が１００％ならば、愛する人の為なら１２０％の力を発揮することが出来る。その生きる魂を示してくれる組織が青年会議所であります。
また、愛する仲間の為、愛する家族の為、すなわち人の為のサービスが自らの価値を高め、力強く生きぬくための術を示してくれる組織が青年会議所であります。人の為に魂を奮い立たせ、常に感動を抱きながらメンバー全員で豊かな心を育んでいきます。人のため、まちのための行動で自らの成長に繋げる。そんな仲間が集まる団体が、明るい豊かな社会を創るのです。
日本青年会議所は戦後の焼野原の時代に誕生しました。その不況の最中、会社、家族を背負いながらも明るい未来は私たち青年の力に掛かっていると心に誓い、運動を全国に広げてきました。私の仕事、私の家族ではなく、私たちの仕事、私たちの家族の幸せを願い、志高くまちづくり運動を進めてきたからこそ今の豊かな社会があるのです。既に明るい豊かな社会が存在する今日、だからこそ未知なる豊かな社会を目指し、私たちが地域の資源として輝きを放ち、その資源が生む可能性を新たな未来への光に変えていきましょう。
まちを想い、行動に移してきたからこそ素敵な今があるのです。仲間を信じ、自分を信じ、挑み続ける。それが私たち青年の仕事であります。
