2020年の活動
因幡アイデンティティ特別委員会
未来会議
鳥取青年会議所内でも、新ビジョンについての理解や認識が浅いことが分かり、このまま進めて行くことが本当にまちの為になるのか、組織として立ち止まり議論を深める必要があると感じこの事業を行って参りました。コロナ禍の中、オンライン会議での運営は難しいこともありましたが、多くのメンバーが新ビジョンに対しての意識を高めることができ、ビジョン自体をメンバー一人ひとりが考える事の意義や重要性を多くのメンバーに感じて頂けました。しかし、理解や認識を統一するまでには至りませんでした。メンバーとの議論の中で成果を感じつつも次年度以降に様々な課題点も見つかった会議となりました。
副委員長連絡会議
今年度の副委員長連絡会議は副委員長主導のもと自分たちでやりたいことを考えて活動していきました。年当初に自分たちで成長の過程を模索し、委員会メンバーの出席率を高めていく事のできる副委員長になるというテーマのもと活動を始めました。組織と向き合う中で、そこで生まれた疑問を青年会議所の中で中立の立場である監事に確認し、意見をもらう事で今年度の活動が次年度以降の活動に繋がると確信しました。
社会参画委員会
当委員会では新型コロナウイルス感染症対策としてまず問題点と課題が何なのかを知るための調査を行いました。調査した結果、今年度はコロナ禍により、様々な活動やイベントが自粛の判断を迫られていることが分かりました。それにより、身体を動かす機会やコミュニケーションが不足し、心身の健康に悪影響を及ぼす事が危惧され、因幡市民はこの状況がいつまで続くのか先行きが不透明な状況に不満やストレスを抱えています。いつまで続くか分からないという不安から自粛や制限をしないといけないという流れになり、人々の不満につながっていると考え、当委員会ではコロナ禍での活動制限の中でも不安を払拭する事が必要だと考えました。心身ともに健康であるために、Withコロナにおいては、活動に制限がある中でも新たな工夫をもって、ポジティブに取組める運動の場が必要であると考えました。
健康意識の向上を目指しお家で、誰でも気軽に続けられる運動
ソーシャルディスタンスを保ったスポーツ企画
1年通して社会参画の根底にあるのは、心身ともに健康があってこそという部分は変わっていないと言うのが委員会の出した結論です。この因幡地域にはどんな時でも心身ともに健康であるための運動が来年度以降も必要であると考えます。
未来創造委員会
未来創造委員会では毎年楽しみにしている若草学園施設交流事業を3月3日(火)に予定していましたが、新型コロナウイルス感染症対策として、とても残念ではありましたが今年は事業を見送る事になりました。
今年は新型コロナウイルスの流行により因幡地域でこれまで毎年行われてきたイベントが中止になり、子ども達も娯楽を楽しむ機会が減ってしまいました。そんな中、未来創造委員会では新型コロナウイルス感染症対策を万全にして、少しでも因幡地域を元気にする活動としてドライブインシアターを開催いたしました。当日はたくさんの方に見に来て頂き、とても良い事業になりました。
地域コミュニティ委員会
1.『思いやりのある家族のようなまちを目指す取り組み』
年当初、上記の委員会テーマに対して『共助を広げたい』と考えました。一例として、地域食堂をご存知でしょうか?近年全国的にも話題となっている子供食堂を鳥取独自に進化させたものです。子供だけでなく、高齢者、障害者、独居老人、引きこもりと対象者を包括的に広げています。しかし、その地域食堂は未だ未だ発展途上にあり、因幡市民への認知や支援が足りていません。この新たな因幡地域独自のコミュニティを、因幡市民に波及し、新たな支援側となる地元企業が地域サポートネットワークに加盟するキッカケを作りたいと考えていましたが、新型コロナウィルス発生によりコロナ対策委員会と変更になりました。
2.新型コロナウイルス対策委員会
職務報告において議案上程が出来ずに事業が出来ませんでした。そんな中、聞き取りで関わった、中央福祉人権センターさんから、鳥取大学の留学生に対する食材支援のボランティアを行わせていただきました。また、議案上程はできなくなりましたが、因幡地域の為に何かできる事をと考え、清掃活動を行わせて頂きました。
3.グローバルユース国連大使
新型コロナウィルスの影響でオンライン開催。日本から10名、世界から10名の狭い枠の中で、青翔開智高等学校、1年生の福田晃己くんが見事に任命されました。福田晃己は精力的でオンラインセミナー中の議会でも議長を務めるなど率先して行ってくれました。平井知事、深澤市長への表敬訪問でも堂々と大使としての意気込みを語り、そういった活動から山陰中央新報さんにも特集記事を掲載いただき、また「鳥取若者SDGsネットワーク」にも任命される事となりました。現在は安全な水とトイレを世界中に目指し企業向けアプリの開発を行っています。当委員会として福田大使の活動サポートのため教育委員会を通し鳥取市の小中学校57校にポスター掲示の進行中です。元々人前で話すことやプレゼンが苦手だった福田くんが、表敬訪問やオンラインディスカッションを通して緊張しなくなったと聞いております。引き続きサポートも行っていきたいと考えています
4.全国大会
当初は引率対応でしたが、新型コロナウィルスの影響によってWEB開催となりました。そんな中でも全国大会登録への意義を感じて頂き、84人中69人が登録。82%の高い水準となりました。
5.最後に
本年度の因幡コミュニティ委員会のメンバーには非常に高い参加率を持って、委員会活動、諸会議、清掃活動等にも率先して参加して頂きました。議案上程は叶いませんでしたが委員会メンバーには積極的な姿勢を見せて頂いた事を心より御礼を申し上げます。
因幡の魅力委員会
私たち因幡の魅力委員会は、「砂丘は俺たちが守る!!」の合い言葉のもと、鳥取砂丘にて活動を行いました。 内容は砂丘観光協会と共同で考案した仕掛け学を活用したソーシャルディスタンスの促しや、使用頻度が乏しいアルコール消毒を砂像モニュメントでディスプレイすることで、観光客自らコロナ対策が自然と行えるような仕組みづくりを行いました。設置当日は、多くの来店された方に使っていただき、好評をいただきました。この事業が「鳥取=安全」の一助となった事を確信が持てました。
鳥取砂丘一斉清掃鳥取砂丘一斉清掃に参加させていただきました。当日は、コロナウイルス感染症対策と雨で、中止が予想されましたが、無事に一斉清掃を行えました。前回の一斉清掃が中止になった為か多くのゴミを拾うことができました。鳥取青年会議所からも多くのメンバーが参加し、汗を流しました。