理事長日記 CATEGORY

2019年8月

2019年8月31日
  8月に入り、対外的事業すべての議案が採決をへて承認されました。すべての委員会が企画まではやりきったという結果。委員会によって様々な議論が交わされ、それぞれに担当常任理事という上役が客観視で議案を導き、またそれを担当副理事長が委員会側と上役側の両面を考えて指示したり、注意を促したり。たくさんの目線を加え理事会へ議案を提出し、よりスムーズな運営をという組織である。なぜ、同じ体制で議案承認までの過程が千差万別になるのか。委員長の性格?常任のマネジメント?トップの力不足?それとも・・・・?

 

面白い言葉がありました。

 

「我々は自律的な存在であり、自分自身の認識を磨くことで進歩し、世界をいい方向に変えることができるのだ。ただし、文明社会では、相手の意に反する力の行使が正当化されるのは、他の人々に危害が及ぶのを防ぐためである場合に限る。物質的であれ精神的であれ、相手にとって良い事だからというのは、干渉を正当化する十分な理由にはならない。相手のためになるからとか、相手をもっと幸せにするからとか、他の人の意見では賢明な、あるいは正しいやり方だからという理由で、相手にものごとを強制したり、我慢させたりするのは決して正当なものではない。」

 

「だからこそ、本人のみにかかわる部分については、当然ながら、本人の自主性が絶対的である。自分自身に対して、すなわち自分の身体と精神に対しては、個人が最高の主権者なのである。」

 

もっともな話である。トップであれ上役であれ、議案の主役である委員長本人の為という事で意に反する事を強要してはいけません。それがどんなに「その人のためだから」という理由であっても。主権者は委員長本人のものである。だからこそ、自主性が絶対的に必要なのである。難しいのは「ただし、他の人に危害が及ぶのであれば意に反しても正当化される。」という部分です。危害とはどこまでの事なのであろうか?一人でも迷惑だと感じれば危害なのか、生死に関わるような事までは危害と考えないのか・・・

 

おそらく、JCという環境はこの事を考えていく事が、何よりも課題ではないかと思います。それが一番つらい事でもあり、一番面白い事でもあり。これに向き合う事で認識が磨かれ、このまちを、大きく言えば世界をいい方向に変えることが出来る。

 

9月はついに60周年という大きな事業と記念大会。ご参加頂く皆様には、たくさんのお願いをさせて頂いていますが、引き続き何卒更なるご支援ご協力をお願いいたします。そして60周年という出来事が、組織の理念でもある「明るい豊かな社会」を目指し、永続していく事に対して、すばらしい過程である事を願って8月が終わります。

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