理事長日記 CATEGORY
第一回鳥取ブロック大会
2021年1月31日
昨日、1月30日土曜日、鳥取県内5LOMが各会場でオンラインで繋がった第一回鳥取ブロック大会が開催されました。
ブロックとは、鳥取県に5つある青年会議所(LOM)が集まった要は鳥取県の青年会議所の集りになります。
全国には47のブロック協議会があり、メンバーはブロック協議会でも活動を行っています。
詳しくはまたの機会で
さて、昨日の話し、本大会では2つの事業が同時に行われました。まずは例年通りのブロック協議会における一年間の活動方針の説明です。今年度は、3つの委員会が協議会で運動を展開していきます。3人の委員長達が一生懸命説明しておられました。総じて、今年のブロック協議会に期待できる内容だったと思います。頑張ってください。
そして、今年度の会長はJCI境港から出向している木下雄一君です。鳥取のブロック会長は、例年、理事長経験者が担ってきたのですが、本年度の木下会長は理事長経験者ではありません。しかし、経験豊富な木下会長は持ち前の行動力と多くの出向験から裏打ちされた、知識でブロック協議会をしっかり牽引してくれています。鳥取ブロックはこれまで、理事長を経験していることに拘ってきたように思いますが、事長経験者だから素晴らしい組織を作れるわけでは無く、JCに対しての英知と勇気と情熱があれば組織を牽引していけるということを、木下会長は身をもって証明してくれています。最後までよろしくお願い致します。
そしてもう一つ、当LOMより出向している、田村拓也委員長率いる持続可能な組織改革委員会の「組織改革×アップデート」が開催されました。この委員会の担当は、副会長として木下大君に出向してもらい、この委員会のメンターとして活躍して頂いています。木下副会長はLOMでも、筆頭副理事長として、大きな役割を担ってもらいながらの出向で、本当に私はいつも助けてくれる頼りになる方です。人の紹介をしていると話が進まないので事業の話し(笑)
現在の鳥取ブロック協議会は、47ブロックの中で、一番LOM数が少なく消滅可能性ブロックと言われています。そこで、この委員会は、一年間を通して、この課題に取り組んで行くべく、いくつかの取り組みを行っていきます。本事業は第一弾として組織の現状と課題の共有をブロック協議会組織全体で行うべく開催されました。これは本当に重要な取り組みです。今まで各協議会の役割について、ンバーはほとんど知ることが出来ませんでした。本事業を開催することで、役職を持たないメンバーにもブロックの現状や役割を知ってもらうきっかけになったと思います。
青年会議所はACFを活用した事業構築を行うのですがこのACFで最も重要なことはパートナーシップを結ぶという点です。パートナーを結ぶ最も簡単な方法は「広げて共有する」ことなのです。トレーナーとしてもACFの推進を行っている私がいつも多くの全国のメンバーが理解していない思うことは、持続可能な事業構築で最も簡単で最もやらなければならないことはパートナーを探すことだということです。持続可能な事業を自分たちの狭い委員会の中や組織の中だけで考えるのではなくパートナーを作り、共有しアイディアをもらうことなんです。この考え方はSDGsと同じです。SDGsの最も重要なこともパートナーと共に行うことが重要なんです。また話がそれますので別の機会に
本事業を行うにあたり私が考えていた鳥取ブロックの課題は主に3つありました。1.会員数の減少2.今年度、東伯JCの消滅によるブロック会長の輩出問題3.ブロック協議会の役割の明確化の3つです。1.については各LOMが行うことであり、ブロック協議会はサポート役となり日本青年会議所などの良い事例や、やり方などを紹介していくという方法になると思います。2.と3.についての根本原因はメンバーが知らない、ということだと思っていますが、それは置いといて、現状から話すと2.は理事長になったときにはじめて自分事となり考えだします。ここは、なぜブロックが必要かという共通認識が無ければ、いつまでたっても平行線です。とりあえず、これは今起こっていることなので本年度の理事長として、しっかり対処していこうと思います。3.はこの委員会が大きく担っていけます。
ここで昨日の事業では、まず、日本青年会議所2019年度会頭鎌田長明先輩をお招きし、協議会の在り方についての講演を行って頂ました。そこで、印象的だったのは、アクティブシチズンについての話しでした。現在、様々なリーダー像があるがボスは「やってこい!」と押し出す人、リーダーは「方向性を示し牽引する人」アクティブシチズンのリーダーはどちらでもなく「新たなアクティブシチズンを作り出す人」とのことで非常に分かりやすいです。問いの答えの無い時代と言われている昨今、一人のリーダーでは解決できなことも多くのアクティブシチズンがいれは地域の課題を解決できる可能性も増え、より持続可能な地域になっていけます。
2部では鎌田先輩にファシリテーターになって頂き5つのLOMの理事長をパネリストに迎え、ブロックの方向性などについて話していきました。私が感じたのは各LOMの出向について、協議会の在り方、人財育成など言葉は同じでも認識が本当にバラバラであり、ブロックに求めているものが違うということでした。長くなるのでここまでにしますが、一年間を通して本年度のブロック協議会には、この認識を同じ方向にするよう尽力してほしいと期待しています。
最後に本事業を総括して、とても良い事業だったと思います。オンラインも当たり前になりましたが良く設営してくれました。多くのメンバーが見てくれていたのではないかと思います。何より、良かったのはメンバーへの「問い」が多かったことです。今まで興味が無かったことを「知りたい」や「こっちのほうが良い」など自分の意見を持つということがこれからの持続可能な社会の実現には必要なのです。素晴らしい機会をありがとうございました。そして木下会長をはじめブロック出向者の皆様お疲れさまでした。
京都会議4
2021年1月24日
3日目の今日は新年式典のなかで会頭の年頭所感がありました。
■新年式典
URL https://youtu.be/7sCuGEtszB0
誰もが直面したことのない現在の状況下において、正解のない時代であるからこそ、その課題に向き合うことでイノベーションが生み出されるという意識を持っていただきます。
2021年度のJCI日本の運動方針を理解していただき、
「輝く個が切り開く 真に持続可能な国 日本の創造」へとつなげます。
開催テーマの「輝きのはじまり」のもと、メンバー個々が青年経済人として輝きを放つことで、地域やまちが輝き、それが日本全体の暗雲を取り除くように、2021年度第70代会頭野並晃の所信演説を通じて意識の共有を図ることを目的に開催されます。
メンバー向けですがぜひ、ご視聴ください。
JCはよく、宗教的だと言われます。でも、別に変ったことをしているわけではありません。国歌を歌うのは日本人として悪いことではないですし、本当の意味を知れば、とても誇らしい歌です。JCソングも自分たちの大切にしている組織の歌を歌っているというだけです。まぁ、感覚的に馴染めない人もいるかもしれませんが、JCに関わり数年もすれば、気にならなくなります。ここはJCにとっての評価と全く、関係ないのであまり気にしないでください。
本質は、会頭の所感や行っている運動ですので。
さて、今年の京都会議を通じて、日本青年会議所が示した方向性は「質的価値の向上」でした。この考え方は、一つの心理だと私は思います。量が多いことだけが、良かった時代から、社会は変化しています。
半面、量の力も忘れてはいけない、とも思いました。ここの量は「人」に限定されます。人の価値を高めるためには、量も必要だということです。「人は人により人になる」カントはこう言いました。青年会議所とは、正に人によって人を磨く組織です。だからこそ、人の部分においてだけは、量も大切であると思います。
最後に、今年度はWEB配信ということで、メンバーの中には現地に行かなければ意味がないとか、会わなければ成長出来ないなどそういう声もあったと思います。しかし、このWEB開催の京都会議を終えて、私の感想は「さすがJC!」と誇らしく思っています。他の組織では、このようなことは、たぶん、出来ませんし、やろうともしないでしょう。
いつの時代も、若者だけが時代を作る。この組織の創始の心をもう一度、思い起こし、京都会議で学んだことを、地域に持ち帰り、素晴らしい運動を展開していきたいと思います。
京都会議3
2021年1月24日
2日目はそれ以外にも、3つのフォーラムと2020年度の日本青年会議所のアワードの発表がありました。
2021年度京都会議国家グループフォーラム「地域を彩るニュータイプ人財の輝かせ方」
■京都会議国家グループフォーラム「地域を彩るニュータイプ人財の輝かせ方」
配信日 2021年1月23日(土)13時45分?14時45分 ※ライブ配信
出演者 塩田元規氏 ハロルド・ジョージ・メイ氏 廣津留すみれ氏
■組織戦略フォーラム「2021年度日本青年会議所はこう変わる!」
【日時】2021年1月23日 15:00?16:00
【場所】Zoomミーティングを使用してYoutube Liveで配信
講師 濱松 誠氏(ONE JAPAN共同発起人、共同代表)
■国際フォーラム「BEYOND:国境を越える、日常を超える」
・開催方法 オンライン開催
・開催概要 公式YoutubeチャンネルLIVE配信
・対 象 市民の皆様、全てのLOMメンバー
講師 出雲 充氏(株式会社ユーグレナ創業者・代表取締役社長 CEO)、アソビリン氏(VTuber、ANIMELSTUDIO所属)
概要 (1)講演:「コロナ禍における適応ビジネスについて」
概要 (1)講演:「コロナ禍における適応ビジネスについて」
期間限定で公開されていますのでぜひ、ご視聴ください。
内容も様々なものがあり、JCメンバー以外の方が見ても、学べる部分はたくさんあると思います。
青年会議所はこういったフォーラムをすべて自分たちで企画し、運営しています。他の組織では講師を呼ぶだけで講師任せという運営もありますが青年会議所では設営や運営はもちろん、パネラーなどで自分たちも参加し意見交換なども行います。その方がより自己の成長につながるからです。JCとは、そういった学ぶことや考えることを通して自己成長につなげていく組織なのです。
そして、最後の2020年度AWARDでは手前味噌ですが、私の昨年のセミナー開催数が日本全体で3番目に多かったということで表彰して頂きました。コロナでWEBセミナーが多く大変でしたが頑張った甲斐がありました。
京都会議は続く・・・