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日本青年会議所
2021年8月24日
今日は日本青年会議所について書いてみます。
来年度、私は中国地区協議会の会長となり、日本青年会議所の常任理事としても理事会等に参加します。
日本全体では現在約27,000人のメンバーが青年会議所に所属しており、その中から日本青年会議所に約2,000人のメンバーが出向してきます。
来年の日本青年会議所には5つのグループがあり、その中には国際に関わることを行うグループもあります。
委員会数は34委員会あり、例えば子供の環境を良くしていくことを目的にした「ベビーファースト委員会」や防災などに特化した「まちのレジリエンス構築委員会」など日本の抱える課題に対して取り組む委員会が存在します。
青年会議所ではその委員会が議案としてあげる企画書を常任理事の構成メンバーが票を投じ決議し推進していきます。
私は来年度の常任理事予定者として日本青年会議所の会議に参加させていただいているのですが本当に多くのことを学んでいます。
まず、どのような判断基準で物事を進めるかについてです。
どの組織でもあると思いますが個人の価値観だけでは議論は進みません。
そこには組織の理念に照らし進めるというルールがあります。
青年会議所で言えばそれがビジョンやミッションになります。
つまり、理念に照らし自分の価値観と照らし合わせて意見を行います。
会議の中で学んだのは高いレベルの議論を行うためには参加者の知識がとても重要だということです。
多くのことを知っていれば前提がそろい議論を積み重ねていくことが出来ます。
しかし、知らないことが多いとそのことについて理解を深めながら進めていく、またはより浅いところの理解で決議を行わなければなりません。
日本青年会議所の会議では地域のことや課題について普段から関心を持ち、勉強している方が多く、とても勉強になります。
それと同時に私自身も多くのことを知っておく必要があり、今まで以上に本を読んだり、セミナーに参加しています。
このような経験を通して改めて青年会議所とは人を育てる団体なのだと感じます。
私のようにあまり勉強が得意ではない人間にも機会を与えることで成長することが出来ます。
体力的には大変な部分もありますが、とても充実した日々を過ごしています。
来年は日本青年会議所の常任理事として、しっかり日本の未来をつくっていける政策に携わっていきたいです。