2016鳥取青年会議所 田淵理事長 の“考動の追及”ブログ

理事長日記 CATEGORY

新しい資本主義の確立とは?・・・答えはここにあります。

2016年7月25日


 

会社事務所より・・・

梅雨も明け、真夏日よりかと思いきや、思いきや、さほどでもなく・・・

夏物商材の売れ行きに不安を覚える今日この頃かな。

 

とまあ会社の懸念事項は置いといて、皆様如何お過ごしでしょうか?

私は今日も毎朝、神棚の前で

「日々を精一杯生きる!」

とマインドセットしつつ、

充実した日々に感謝感謝の毎日です。

 

今日のブログネタは・・・

7/16?17横浜の地で開催されたサマーコンファレンスのレポートです。

テーマ自体が非常にシンプルなんだけど、

少し解り辛いかもしれないので、

出来る限り誰にでも解り易く報告するよう心掛けますね。

 s-DSC_0804.jpg

今年もサマーコンファレンス2016あらゆる国家レベルの問題に対する

警鐘なり、問題提起、改善の答え等

日本青年会議所の調査研究、検証結果の発表の場でありました。

そんな中でも京都会議のテーマ

「パラダイムシフト」(既存の価値観から新しい価値観への転換を意味する)から、、、

一つのストーリーのように繋がっている一貫したメッセージを感じました。

今回のその核となる、

最終日のクロージングフォーラム

「アウフヘーベンフォーラム??共感経済社会の確立?」

について更に掘り下げたいと思います。

 s-DSC_0792.jpg

そもそも聞きなれないアウフヘーベンとは?

「あるものを、そのものとしては否定しながら、更に高い段階で生かすこと。矛盾するものを更に高い段階で統一し解決すること。止揚。揚棄。」

あぁぁぁ・・・ここで読むのを止めてしまわれない事を祈ります(汗)

 

フォーラムでは、京都会議から始まった半年に渡る数多くの

VSOP運動

VSOPVolunteer Service Oneday Project)とは、本業を通じた社会貢献活動のことです。)VSOPを通じて、あなたのまちを元気にします!

 

http://vsop-jc.com/

の事例が紹介されました。詳しくは上の特設ページで。

その上で、我々青年期の経営者であり、青年期の若者が、

これからの経営や仕事の在り方、

日本の未来像についてどう考え、どういった観点を持ち企業活動を通した

社会貢献活動を行うべきなのか?

多摩大学大学院教授田坂広志氏、

株式会社今治、夢スポーツ代表取締役岡田武史氏

よりとても強いメッセージを受け止めてきました。

 512.jpg

以下の様に本フォーラムのポイントを要訳してみます。

これからの社会はこれまでスタンダードであった国際金融資本主義的価値観はもう通用しないし、限界点に達しています。

本来であればリーマンショックの時点で気付かなければならなかったと思います。

私自身もあれ以降、それ以前から今の資本主義のシステム自体に

日々違和を感じながらすごす日々でした。

その違和感を払拭するために色んな書籍も読みました。

歴史書も読みました。ひっかかること全てインプットしてきました。

そんな中であった田坂広志氏の一冊の本。

目から鱗でした。

 

そして今回特別講師として急遽登壇された大久保秀夫氏の提唱する

「公益資本主義」の考え方。

 

 414.jpg

約二年前だったと思います。このお二人の書かれた書籍との出会いが

今の自分の価値観を構成しているといっても過言ではありません。

ですので、今回山本会頭が会頭所信ではっきりと明言された一文

「新しい資本主義の確立」

私たちは、変化を迫られる前に変革しなければならない。(中略)

目に見えない資本を使って、目に見えない価値を生み出す、社会全体が潤う「共感経済社会」というべき新しい資本主義を確立しなければならない。

 

ここに強く共鳴し、

これからの時代を牽引していくべき価値観である信じています。

解釈は簡単です。

懐かしくも新しい日本人の文化と歴史によって育まれてきた「日本型資本主義」であり三方良しなどと表現される「商道徳」なのです。

この価値観こそが、これからの世界をより良き道へ誘うという事。

一部の富裕層が中間層から搾取を繰り返すような既存システムからの脱却。

このミッションを打破できるのは我々の世代ではないのでしょか?

と強くおもいうわけです。

京都会議で「パラダイムシフト」とテーマを掲げ、足元を見つめ直そうと問題的されました。

そこから今回のフォーラムのメインとなるメッセージ。

心にすっと入って浸透していきました。

それらを具現化していくべきか?

→それこそがVSOP運動なんです。

今までの資本主義は「利益」至上主義というか、利益の追求のためなら手段を選ばず、周りを泣かせてでも右肩上がりの成長を続けよう!

極端な表現ですが、そんなグローバリズム的な価値観で成り立ってきました。

そこに日本には元々あった「社会貢献」の観点を添加し、新たな目に見えない資本を集め、強固な経済活動を行うことが、これからの未来をより良き方向に導き、持続可能な社会を構築していくということなんです。

それらの行動は「次の世代のための行動」となり、次の世代へよりよき社会を繋ぐ。

それこそが我々世代の責務ではないでしょうか?

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最後に田坂広志氏より我々の世代へ向けて強いメッセージを発せられました。

「日本の資本主義、地域と国の経済を変えて行かなければならない。」

JCの皆さんはそんな世代のどんな団体よりも考動・実行する集団である。日本の未来の羅針盤になっていただきたい」

「だからこそ私はこの出会いとこのご縁に深く感謝する。新しいルネッサンスを我々が切り開こう!」

速記して書き溜めたので正確な表現ではありませんが、強いメッセージでした。

この時、全ての点がつながって、私自身これからの使命が明確化された瞬間でした。

 

昨今の風潮にもある「英雄待望論」これはそろそろ諦めなければならない。

こんなに待っても出てこないのだから。

我々がパラダイムシフトを起し、すべき企業活動、民間運動を行い、新しい時代を切り開いていくという覚悟を持って日々を過ごすこと。

先ずはその意識を明確化して日々を過ごすことから始めよう。

これが本当の意味での「地方創生」であると結論付けます。

 

長々と書きましたが、なにかしら皆様の心に響けば幸いに思います。

最後まで読んでいただいた方へ、心から感謝を表します。

DSC_2992.JPG 

P.S.帰路途中、四役で(ほぼ私と次年度の我がままでしたが(汗))靖国神社へ拝してまいりました。

英霊へ対して、これからの日本を創る一人として。

社会参画委員会の事業の成功を祈念して。

志をつなぐ

2016年7月12日

志をつなぐ

 

皆さんこんにちは。

本日は嬉しい報告です。次年度理事長立候補期日である6/30

一名の立候補があり。当日の面接を経て、

公益社団法人鳥取青年会議所第59代理事長予定者が正式に決定しました。

本年度筆頭副理事長を務めてくれている

吉田友和君です。

 bl20160712.jpg

(写真奥吉田君、写真真中第57代理事長森原真君、手前私です。新年祝賀会の1ページより)

こうして次の志高きメンバーにまちづくりというバトンを渡すことが出来る喜びを噛締めながら。

1959年の設立から脈々と受け継がれる

「志」

「理念」

「おもい」

「若者らしい情熱」

これらがあれば組織は永続的に発展していくものです。

線上の点に私が立っていることを改めて自覚し、

再度襟を正し、

彼に鳥取JCの運動を最高の状態で引き継ぐという使命を念頭に置きつつ、

残すところ半分を過ぎた2016年度を牽引して行きます!

それが私に与えられた使命であり責務であります。

今後の因幡地域の発展は我々が担うのだという

気概と覚悟を持って活動を推進します。

 

今日はこれから7月理事会。

それぞれの委員会の議案も多数上がってきました。

協議案に関しては正にここが正念場。

妥協を許すことなく徹底的に議論しよう。

私たちは、自らの考動によってこのまちをよりよき方向へ導くために

その時間と労力を費やすわけです。

であれば、計画書の精度を出来る限り上げることは必然なのです。

計画書とは?

登山で例えるなら・・・・・・

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(↑ピークを目指す私・・・つってつって・・・(笑))


目指すピーク(頂)へ到達するための

 

「地図」と「コンパス」

 

どのピークを目指して、

今自分がいる場所を把握して、

誰とどんなペース配分でどんなギアを持って登るのか?

ついでに山頂でどんな山メシを食べたいのか?

あ・・・脱線しそうでした(汗)

垂直登攀でもいいから必ず目的を達成しよう!

その為の理事会です。

若者らしく尖っててもいい。

小さくまとまらずに大胆な発想で最大限の成果を求め続けよう。

勇気を持って事業計画を構築し実行しよう。


反感を買うことを恐れてはいけない。

胸に抱く野望が大きければ、

それだけ反感を買う可能性も大きくなる。

どの程度、有意義なことを成し遂げられるかは、

どの程度、他人を怒らせる勇気があるかに比例する。

―ダン・ケネディー

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

最後に

吉田友和君の強い志に心から敬意を表して

熊の生態とスターバックスコーヒーの謎・・・理想とする組織運営論とは?

2016年6月25日

皆様こんばんは。


最近大好きな登山行きたいんだけど、、

熊に遭遇するリスクを考えると・・・

脚が向かないジレンマの日々。

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空手道を極めれば素手で熊に勝てるのだろうか?

それとも熊スプレーを常備すべきか・・・いやいやなんか卑怯だな。

手裏剣の投げ方をマスターするか・・・

でも食べられて人生を終えるなんて絶対嫌だ(涙)

人肉の味をしめたら常習的に襲うらしいなんて話も聞いたり・・・

おぉ。怖い。


とかどうでもいいことで瞑想している田淵です。

しかしこれも里山問題における氷山の一角

日に日に今まで起きなかったことが現実的に生活を脅かしてくることも

視野に置きながら生活をしなければならないんでしょうね。


そして6/22 6月定例会。

新たに9名の後期新入会員を迎えての大切な定例会でした。

いよいよ一年の折り返し地点を迎えたわけです。

ほんとうにあっちゅう間でしたね。

 

もう半分過ぎていった。

しかし振り返ってみると、支えてくれる周りの人々のお陰で

とても有意義な濃い半年を過ごさせてもらいました。

 

JCの委員会でも、それぞれ当初の活動テーマに対して

しっかりと向き合いながら委員会運営をしてくれている。

すべてと逃げないで向き合うということは、

非常にエネルギーを使うことですが、

その先にしか得たい成果は待っていないし、

その先にしかやりきったという満足感も無いのですね。

適当に小手先でやり過ごしてしまえば、その後に待っている後悔。後悔。。

今年一年。

昨年の予定者段階で決断した全てのミッションを必ず達成させると、

改めて心に誓う、

今日この頃でございます。

 

初志貫徹。妥協はしない!

 

ところで、そのミッションの重要性について。

先日の定例会でもお話しさせて頂いた内容を更に掘り下げましょ?

6/9に元スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田松雄氏のフーラムに参加してきました。

ずっと気になっていたこと。それは、スタバの経営論とポリシー

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90分間休む間も無く伝え続けていただきました。

なるほどなるほどの連続でしたね。

なぜあんな高い平均客単価で、高回転&集客できているのか?

様々な要因が重なっていることは確かでした。

しかしながら最終的に核となる部分は・・・

企業経営=MISSION→生かされている理由を明確に捉え、

使命を果すために時間を使うこと。

あなたがこの世に生かされている理由=使命

この使命を常に考え続けることが大切 

「使命とは?私の使命とは・・・」

生きているという感覚ではなく、生かされているという気持ちで日々の時間を過ごすこと。

企業の存在理由は「世の中をよくするためにある」

大切なことは

MISSION VISION PASSION

そのMISSION(志)に共鳴する人が集まって、同じ夢を追いかけていくことによって目的は達成され続ける。

 

そんなスタバの理念(MISSION)とは?

ホームページにもするされていますが・・・

「人々の心を豊かで活力あるものにするために?」

ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティーから

 

あぁ。ステキ。

そして、なんと公式のサービスマニュアルなんて無いんだって。

このMISSIONVISIONVALUE

とにかく伝え続ける。

末端まで浸透させることに注力するそうです。

なるほどなるほど。やっぱり突き詰めれば経営は理念と哲学。

要するに、その経営者(リーダー)の

「在り方」

がすべてなんですね。

最終的に偉大な経営者の共通点はここにあるんだと、

再度気付かされましたね。

 

そして、岩田氏のお話をお聞きしながらとても響いた言葉です。

<リーダーに求められるものとは>

大いなるパワーには大いなる責任が伴う

 

<組織に求められるものとは>

本質において一致

行動において自由

全てにおいて信頼 (旧カトリック教会)

 

ここまで読まれた方。なにかお気づきになられましたか?

特にJCメンバーは何か気付きましたよね?

組織運営、統率の基本的な仕組みです。

日本JCも鳥取JCもそうですが、ここの理念でありMISSION VISION

徹底して唱え、自らの心に浸透させていく。

言霊の力ですね。

 

私を含め皆さんに改めてお伝えしたい。

迷ったら。

悩んだら。

不安になったら。

モチベーションが下がったら・・・

 

会社なりJCなり

MISSION VISONを読み返しましょう。

ぶれない心を常に持ちましょう。

 

すべては

 

決 断

 

決めて-断つ。

退路を断つということ。

成果を求めて不必要なことを削いでいくこと。

委員長の皆さんもこのブログ読んでたら、、

今、正にそんな時期ですね。

 

そして瞑想、熟考の時期はとっくに過ぎた。

後はとことん考動しよう!

JAYCEEとして。

因幡のために。

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