2016鳥取青年会議所 田淵理事長 の“考動の追及”ブログ
鳥取JC活動報告 CATEGORY
戦後71年にしておもう「今」
戦後71年過ぎておもう「今」
皆さん、はいさーい!
無事沖縄より帰ってまいりました!
なぜ沖縄?って。
遊びでも観光でもなく、鳥取JCの事業で8/5から8/7まで
沖縄の地で事業を開催してまいりました。
http://www.tottori-jc.jp/2016/pressrelease/cate02/post-5/
今から71年前。
昭和20年4月1日、沖縄本島中部の西海岸に米軍が上陸し地上戦が行われたことは、恐らく学校教科書等でおぼろげに認識はされていることでしょう。
しかし、それ以上の史実をしっかりと認識し当時の沖縄で何が起き、
どんな人がどんな思い出で過ごし、まだ見ぬ米兵に恐れをなし、
必死に生きぬいた人々もいますが、
日本兵の犠牲も然ることながら、
多くの民間人の命も絶たれていったのです。
本来失われてはならない多くの命が亡くなってしまいました。
元を糺せば、私は昨年の予定者段階に社会参画推進委員会を設置しました。
委員会に担っていただくテーマは、
改正公職選挙法により18歳から与えられた選挙権。
これを時代の大きな波として捉え、今年こそ市民意識を変革すべき
絶好の時が来たと感じました。
これこそJC運動の根幹であると認識しています。
更に平たく簡単に言えば、
政治に興味を持つこともそうです。
国政や県政、市政を自分事と捉えることもそう。
因幡地域の未来をどうしたいのか自分なりの答えを模索することもそうです。
それらの意識を「主権者意識」と称します。
この意識が市民の土台(根底)になければ、何をやっても考えても明るい豊かな未来はありえません。その土台をどんなかたちでもいいから創りたかった。そんなおもいが全てでした。
そのミッションを最高のかたちで答えてくれた委員長の加藤晴也君をはじめとする、委員会の皆に心から感謝しています。(事業はまだ続きますが)
沖縄でのミッションは最高のかたちで終えたけれども、これからはじめるアンバサダー的行動が事業の肝です。
最後まで走り抜けてください。
そして、今回強い意志と勇気を持って参加してくれた8名の高校生。
貴方たちとの出会いに、ご縁に心から感謝します。
現地では当時の白梅学徒隊の実体験を中山きくさんからお伝え頂き。
まだ沖縄の地に多く眠る遺骨を収集され続けておられる国吉さんにご同行頂き遺骨を収集することも出来ました。
これも運命が引き寄せられたんじゃないかと感じています。
後でお聞きしたのですが、まだ成長期の小さな頭蓋骨だったようです。
当時どんなおもいで「がま(自然に出来た洞窟)」に身を潜め、どんなおもいでお亡くなりになられていったのか、考えると心に強い苦しみを抱きます。
今から71年前に終わった大東亜戦争。
少し強く表現しますが、
この歴史的真実を知らずして生きることを、我々は恥ずべきではないでしょうか?
残念ながら学校教科書もマスメディアもこれらの歴史を深堀しません。
理由はここでは伏せておきますが。
先人の「支え」と「未来へ向けた強いおもい」の先に、
今我々の命が生かされている。
活かされている。
そしてあらゆる自然や万物によって生かされている自分を受け止めて生きるべきではないでしょうか?
その上で自分の使命を模索して、どんな使命を持って生まれ、
どんな使命を果すのか一人一人考え実行していけば、
次の世代へ少しでも明るい豊かな時代を残せるんです。
それこそが、我々責任世代の果すべき役割じゃないですか?
私もまだ確実に自分の「使命」を確信しているわけではありません。
でも、日々模索しながら考えながら、今回の3日間の経験も積み上げながら、
世のため人のために生きることができる人生を送るため考え行動し続けます。
最後に
本事業構築にあたり、多くの皆様のお力添えを頂きましたことを、
この場をお借りしまして、心より感謝申し上げます。
調査段階から加藤委員長の受入れをいただいた島尻青年会議所の皆様。
事業に至るまで、事業当日にも事務局等お借りし、多大なご協力を頂きました那覇青年会議所の皆様。
そして8名の高校生の勇姿に心から敬意を評して。
本当にありがとうございました。
この71年前の史実を出来る限り多くの因幡市民へ広く伝えることが我々の使命であり、この度受けたご恩に対する恩返しであると、強い責務を感じつつ。
ブログの筆を置きます。
最終日因拍の塔にて
2日目お時間をいただいた信羽ホールディングス会長安里繁信さんへもこころから感謝です。
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