2013鳥取青年会議所 柴原理事長 の"その先へ" Blog
先程、因幡ビジョン特別委員会による運動ビジョンの意見交換会がありました。
思っていた以上に多くの意見や質問が出たので非常に充実した時間であったと思います。
普段私達は「ビジョン」という言葉をよく使いますが、まずはこの「ビジョン」という言葉の意味を理解しなければいけません。
ビジョン=将来のあるべき姿 です。
「ビジョン」は何も実現可能でなくても構いません。
見たり聴いたりした人がワクワクして、達成するために頑張ろう、協力しようと思えればそれが正解です。
逆に、そう感じることが出来なければ只の「目標」になります。
所見書にも書きましたが、今の鳥取JCの「ビジョン」が上手く浸透できていないのは、この将来のあるべき姿に当る「ゴール」が具体的にイメージできないからです。
これまでの4年間の活動がどこまで進んで、どれぐらい成果があったのか?
今はどこに居るのか解らない迷子です。
なぜ迷子になるのかというと、これも「ゴール」が解らないからです。
だから問題は、このビジョンの中身が良いか悪いかでは無く、これまでの成果を検証してどこまで進んだのか?前進しているのか?
誰も解らない状態であることが問題なのです。
どこまで進んだのか誰も解らないのは、この「ゴール」が具体的にイメージできないから。
そして、なかなか共有できないのも「ゴール」が具体的にイメージできないから。
そのためにまずは内容を解り易くしようというのが今回の取り組みのように思えました。
非常に難しいテーマですが、何度も言うように「ビジョン」に正解はありません。
だから何度変えても良いのです。
(あまりにも極端に方向を変えるにはエネルギーが要りますが・・・)
因幡ビジョン特別委員会の皆さんには充分検証して頂き、今年はまず最初の一歩を進めて頂きたいと思います。
メンバー全員で、より素晴らしいビジョンの発展を目指しましょう!
皆さんこんにちは。
最近の私は、新店舗の出店準備が急に忙しくなり、あっという間に7月も半分が終わりました。
このブログも気が付けば2週間も更新出来ていません・・・。
7月の前半の報告も兼ねて記事を書きたいと思います。
7月は仕事もですが、青年会議所の活動もそれなりに忙しくさせて頂きました。
7日には米子青年会議所の創立55周年に参加をさせて頂きました。
永田理事長のすばらしい挨拶を拝聴し、青年会議所はやればやるだけチャンスを与えられる組織であり、そのチャンスを
掴むことで一歩ずつ成長していけるのだと感じました。
立派なスピーチをされた後の永田理事長は、本当に風格を増したオーラを漂わせておられます。
チャンスを掴む人間だけが得られる「成果」が必ずあるのだと感じました。
又、7日は鳥取青年会議所にとって、駅前に新設された「バードハット」に大きなフラッグが掲げられる日でもありました。
この取組は今年の広報渉外委員会の対外的なPR事業であります。
7日の実施までは組織内でも「売名行為」だとか「運動を伝える広報でない」等、色々と意見を頂きましたが、私は全く問題ないと思っています。と言うよりはむしろ今回の取り組みは非常に良かったと思っています。
案の定、あの場所にフラッグを掲げることで、我々の名前がニュース番組でも紹介され、イベントで集まった多くの人にも見て頂くことが出来ました。これが来年でしたら恐らくあまり意味がなかったでしょう。
これだけ地元で注目されマスコミにも報道されるこの新しい施設に、地域に色々な企業や団体がある中で僅か2枠しかないスタートの広告の枠の1つを掴んだのは、紛れもない鳥取青年会議所の平田委員長率いる広報渉外員会です。
これこそがチャンスを掴んだ人間だけが得られる「成果」です。
いくら否定しても、掴まない人には絶対に得られない「成果」となります。
こう考えると、この世の中は人を騙したり、犯罪行為等でなければ、「チャンスを掴んだ者勝ち」です。
もっと率直に言えば、「やった者勝ち」です。
「やった者」だけが得られる成果が必ずあります。
逆に「やらない者」は何も得られない。
特に青年会議所活動は正にこの「やった者勝ち」の世界です。
失敗しても非難されても傷ついても「やらない者」よりは「やった者」の方が遥かに正しいのです。
来週のサマーコンファレンスを終えると一気に今年は終盤に入ります。
「やった者勝ち」の精神で各委員会は強気でチャレンジして下さい。
そして、もし2014年度のチャンスが目の前に現れたら、迷うことなくそのチャンスを掴み
「やった者勝ち」しか得られない「成果」に希望を燃やして欲しいと思います。
7月に入りました。
昨日、私と直前理事長、二人の監事と共に提出された所見書と資料を確認させて頂き、鳥取青年会議所第56代理事長に縫谷吉彦君が決定しました。
昨年の同じ日に、大きな不安の中で非常に緊張して審査会が行われる事務局へ行ったことを思い出しました・・・。
あの頃は不安の渦の中に居るような気持ちで毎日を過ごしていましたが、多くの方の支えのお陰でなんとかここまで来れました。
次年度の理事長として覚悟を決めて頂いた縫谷吉彦君と、全てのメンバーの皆様に改めて感謝をしたいと思います。
話は少し遡りますが、6月29日に行われた中国地区コンファレンスでは、来年度の中国地区会長立候補者として山根康穂君が中国地区メンバーの前で堂々と挨拶をされました。中国地区の会長輩出については昨年から色々と動きはありましたが、山根康穂君が勇気を持って決断をされたことで、中国地区もまた2014年度に向けて動き出すことが出来ます。
このように、青年会議所では7月に入ると一気に来年の動きが始まりますが、その始動の前には毎年必ずこれらの「勇気ある決断」があります。
逆に言うと、この「勇気ある決断」が無いと次年度への始動は出来ません。
組織を止める訳にはいけませんので、必ず誰かが決断をするのです。
こう考えると、理事長や会長という役職を受ける方はその殆どが自分の為の決断では無いと分かります。
皆これからの組織の為に、この「勇気ある決断」をしているのです。
我々はこのことを忘れずに、今回の二人の決断をしっかりとサポート出来る体制を整えなければいけません。
まだこれから事業実施を控えた委員会が殆どですが、しっかりと足跡を残して次年度へ引き継ぎたいと思います。
そしていつかは、青年会議所の中だけではなく、会社や地域に於いてもこのような「勇気ある決断」が出来る人間になれる様に、
全てのメンバーが目標を持って日々を過ごして頂きたいと思います。
残り半年間、悔いの残らない決断をして下さい。