2013鳥取青年会議所 柴原理事長 の"その先へ" Blog
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ビジョンの検証
2013年7月23日
思っていた以上に多くの意見や質問が出たので非常に充実した時間であったと思います。
普段私達は「ビジョン」という言葉をよく使いますが、まずはこの「ビジョン」という言葉の意味を理解しなければいけません。
ビジョン=将来のあるべき姿 です。
「ビジョン」は何も実現可能でなくても構いません。
見たり聴いたりした人がワクワクして、達成するために頑張ろう、協力しようと思えればそれが正解です。
逆に、そう感じることが出来なければ只の「目標」になります。
所見書にも書きましたが、今の鳥取JCの「ビジョン」が上手く浸透できていないのは、この将来のあるべき姿に当る「ゴール」が具体的にイメージできないからです。
これまでの4年間の活動がどこまで進んで、どれぐらい成果があったのか?
今はどこに居るのか解らない迷子です。
なぜ迷子になるのかというと、これも「ゴール」が解らないからです。
だから問題は、このビジョンの中身が良いか悪いかでは無く、これまでの成果を検証してどこまで進んだのか?前進しているのか?
誰も解らない状態であることが問題なのです。
どこまで進んだのか誰も解らないのは、この「ゴール」が具体的にイメージできないから。
そして、なかなか共有できないのも「ゴール」が具体的にイメージできないから。
そのためにまずは内容を解り易くしようというのが今回の取り組みのように思えました。
非常に難しいテーマですが、何度も言うように「ビジョン」に正解はありません。
だから何度変えても良いのです。
(あまりにも極端に方向を変えるにはエネルギーが要りますが・・・)
因幡ビジョン特別委員会の皆さんには充分検証して頂き、今年はまず最初の一歩を進めて頂きたいと思います。
メンバー全員で、より素晴らしいビジョンの発展を目指しましょう!