2013鳥取青年会議所 柴原理事長 の"その先へ" Blog
理事長日記 CATEGORY
卒業生スピーチ
2013年10月17日
時間が空いてしまい申し訳ございません・・・。
さて、昨日は10月定例会がありました。
毎月、定例会が終わるとその月も終わったと感じますので私の中ではもう既に11月に入っているという感覚です。
ついこの前が暑い暑い夏であったような気がしていましたので、時間が経つのは早いものだと改めて感じました。
話は定例会に戻りますが、この時期の鳥取青年会議所の定例会に登場するのが「卒業生スピーチ」です。
毎年、その年に卒業をされる方々の青年会議所活動に対する想いをスピーチして頂く伝統行事です。
昔は時間の制限も無くエンドレスに行われていましたが、近年は一人15分程度という時間制限があります。
15分で全ての想いをまとめて伝えることが最後の修練として、卒業生の方々は内容の濃いスピーチをして下さいます。
自分に近い方々が登場されるようになると、この卒業生スピーチを迎える日が楽しみであり、また寂しさも感じます。
同じように笑い、苦労をして頑張ってきた仲間の思い出が詰まったスピーチを聴く度に、自分自身の入会当時の状況を思い出しては懐かしくもあり、切ない様な複雑な心境になります。
振り返れば、この度卒業をされるメンバーの皆様とも多くの思い出があり、また多くの事を学ばせて頂きました。
私には来年もう一年残されていますが、卒業生の皆様から頂いた志をしっかりと後輩達へと伝えていく役割を全うしたいと思います。
人は振り返る機会を持つことで、また強く前進できます。
毎年の卒業生スピーチの時間は、同時に私自身の振り返りの時間でもありました。
振り返る度に原点に帰り、自分が最初に立てた目標や志に改めて気付く。
青年会議所は変化の中にも決まったサイクルの中で進んで行くからこそ、いつも「原点」に帰る機会を与えられているのです。
「原点」があるということは「信念」があるということです。
自分なりの人生の「信念」や青年会議所活動の「信念」を明確にして、毎年これを確かめて頂きたいと思います。
そして40歳になり卒業する頃には、特に確かめる機会を得る事なく常に自分のものになっている状態にしたい。
それが論語で言う「40にして惑わず」ということでしょうか。
来月の定例会も3名の卒業生のスピーチを楽しみにしたいと思います!