2013鳥取青年会議所 柴原理事長 の"その先へ" Blog
理事長日記 CATEGORY
最後の理事会を終えて
2013年12月11日
鳥取砂丘イリュージョンは鳥取青年会議所が主となって取り組んでおりますが、形式上は別組織が運営していることになっていますので、例年12月の理事会がその年度の最後の公式行事となります。
本年度もメンバーが活発に活動を展開して頂いたので、昨日は事業の報告議案が多い理事会となりました。
会場や時間の事を考えると、最後の理事会は短時間で終えたいという気持ちもありますが、これだけ報告議案が多いということはそれだけこの地域対して多くのアクションをしてきた証であると捉え、充実した気持ちであることも間違いありません。
理事役員の皆様には、貴重な時間をお借りして予定者会議から併せて計16回の理事会にご協力を頂いたことに改めて深い感謝をしたいと思います。 ありがとうございました。
振り返ると本年度の理事会は波乱続きであったと思います。
とても理事会には上程できないような議案を上程するという決断をしたことも否定は出来ません。
そういう意味では私が理事長という立場でどうなのか?という考えも当然あります。
しかし最近の鳥取青年会議所の事業を見ていると、とにかくやることが解り難くく、成果がはっきりしないことにも不満を覚えていました。
事を起こすなら成功するか失敗するか、どちらかでないといけません。
そしてそのどちらかの経験を得るには、事を起こさなければいけないのです。
「これは鳥取JCがするべきことではない」という活動の基準を、知らない間に作り上げているのも何となく組織の力を小さくしそうで不安でした。
私達が持つ「こうあるべきだ」という認識は、人に迷惑をかけたり、法に触れることに関する部分を除いては、殆どがこれまでの「慣れ」であるだけです。
理解していなければいけないのは、「これまでこうだからこれが正しい」という考え自体が間違っている可能性もあるということです。
今年のスローガンである「その先へ」はこれからの組織の為に、一度「あるべき姿」を崩すことで新しい出発へ向かいたいという想いも含んでいましたので、そういう意味では実りの多い一年であったと思います。
今年の事業一つ一つに良かったことも悪かったこともありましたが、事業を行ったという事実は確実に残りました。
そしてこの事実を残せたのも、今年の理事役員の皆様の熱い議論の成果でもあると言えます。
これまでのご協力本当にありがとうございました。
そして、残された砂丘イリュージョンも皆で頑張ってやり切りましょう!