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光で結ぶ地域の願い 一心 65周年記念事業
2024年7月7日日曜日に記念事業が実施されました。
創立65周年を迎える鳥取青年会議所では、これまで、時代に沿った社会課題解決のチャンスを対内外に発信し続けてきました。
これからも、わたしたちの運動にとどまらせることなく、地域の運動に発展させるべく、ひろく大きく発信していくことが必要であると考えております。
実施した当事業は、予想を大きく上回る来場者であふれ、大盛況でした。
当日までの期間、地域の保育園・幼稚園をまわり、園児と一緒に楽しく竹灯籠を制作しました。
はじめは緊張気味だった子どもたちも、作品を無心につくることで気が付けばあっという間に打ち解け、楽しい時間を共にすることができました。
キラキラした子どもたちの笑顔に癒され、貴重な経験に立ち会うことができ、当日までのモチベーションが上がりました。
世界にひとつだけの作品が当日の主役にもなります。
大事にお預かりし、飾り付けも時間をかけて行ってきました。
梅雨入り後で雨天が心配されましたが、そんな心配をよそに、当日は熱中症アラートが発令されるほどの好天に恵まれました。
10時開始直後から本当にたくさんの方々にご来場いただきました。
一時交通状態を引き起こしてしまうほどのご来場をいただき、近隣の方々やご来場の方々にはご不便・ご迷惑をおかけいたしました。
申し訳ございませんでした。
いろいろなブースも大にぎわいで、各テントで行列ができてしまうほど約8000人の方々が来場してくださりました。人気グルメが勢ぞろいでしたので、お待ちいただいたぶん、ご満足いただけていた様子でした。
ステージイベントも花を添えてくれました。まるで夏の始まりを教えてくれるような素晴らしいステージが大いに盛り上がっていました。
そして、19時からのイルミネーション点灯。
昼間の明るさ、賑やかさとは別の雰囲気を醸し出しており、雰囲気のある表情をみせてくれました。
照らし出された短冊です。
想いのこもった短冊が照らし出され、七夕の夜を演出してくれました。
イルミネーション動画
装飾されたLEDがまるで天の川のようでした。
点灯の瞬間、歓声があがりました。
統計的にも七夕は雨天のことが多いのですが、今年の七夕は、星が見えるほどのきれいな夜空でしたので、皆さんのしたためた願いが、夜空へと届いたことと思います。
光で結ばれた地域の願いはわたしたちの願いでもあり、絶やしてはならない光であります。
これからも、地域の願いを、夢を、実現させるべく運動を展開してまいります。
中国地区コンファレンス2024 in 山口
6月28日金曜日、29日土曜日に、中国地方5県の青年会議所会員が一堂に会する「中国地区コンファレンス in 山口」が、山口県山口市にて開催されました。
地区コンファレンス開催に先立ち、28日金曜日褒賞審査と前夜祭にも参加をするため山口入りしました。
今回、リーダーシップ向上プロジェクト部門に、鳥取青年会議所2023年未来創造委員会の事業である「逆境を乗り越えろin若桜」がノミネートされました。
結果は惜しくも受賞は残したものの、委員長が練習を繰り返し繰り返し、準備をして臨んだプレゼンには心打たれるものがありました。
彼の雄姿がしっかり記憶に刻まれました。
中国地方で、中国地方の青年会議所会員が集まることのできる機会はたいへん貴重で、「親切心が呼び起こす、誰一人取り残さない中国の実現」とはどんな未来なのかを必然と考えさせられます。
全員が未来の主役である。
この鳥取青年会議所も、志高く、未来を創造してまいりたいと思います。
2024年度後期研修会員第1回研修会
6月26日水曜日、2024年度後期研修会員第1回研修会が行われました。
「学ぶ決意でやり遂げる研修会」というテーマのもと、次世代のリーダーとなる人財の基礎づくりをと、組織増強委員会により、研修会が計3回実施されます。
今年度は「楽しみながら学ぶ」ということを掲げておりますが、この楽しみながらというのがなかなか難しく、研修会員の面面からは緊張みなぎる雰囲気を感じました。
JCの基礎講座、実践講座を受けてもらい、OB講演として、2018年度理事長の若本先輩に講演をお願いいたしました。
研修会員は青年会議所会員であれば誰もが通る道です。
「初心忘るべからず」という句はややありきたりですが、これには実は深いルーツがあります。
もともとは芸の秘伝として平安時代に世阿弥によって伝えられたとされる花鏡にある緊張感とひたむきさ、謙虚な心は常に忘れてはならないというものです。
この句には前につく言葉として三ケ条の口伝があり、「是非とも初心忘るべからず」「時々の初心忘るべからず」「老後の初心忘るべからず」が伝えられています。
初心というものが、技の成熟度や修行している時期として3つの段階に分けられています。
「是非」は、初心者独特の緊張感とひたむきさには人を引き込む力があり、勢いと緊張感は忘れてはならないという意味を含みます。
「時々」は、慣れてしまった過程で、余裕の中に油断と慢心が生まれることを示しています。その慢心の中にも初心の緊張感を宿していかなければならないという教えがあります。
「老後」とは、道を極めた後という意味です。高みに上ろうと初心なくしてはならぬという戒めを説いています。
最後の「老後」に達することは不可能かもしれません。
しかし、時と共に余裕、油断、慢心が生じることは誰にでも起きてしまう話です。
一生懸命研修に耳を傾けている研修会員を目の当たりにすると、自分のスタート地点を思い起こさざるをえません。
当時の自分とも重なり、熱量や分からないなりに当たった壁を思い出すことは、糧にもなります。
研修会員諸君とともに、組織の使命を理解したJayceeに成長できるよう、鋭意努力します!